新幹線は往復利用する場合が多いですが、片道で利用する人もいます。
片道の料金だけを比較した場合、東京~名古屋ではどれが安いのか?
東京~名古屋の新幹線料金は片道ならどれが安い?
東海道新幹線には、いろいろな方法で割引料金で乗ることができます。
その中でも、東京~名古屋の新幹線には、往復・宿泊を同時に予約できる新幹線ホテルパックを利用すると最も安く乗ることができます。
しかし、往復の交通手段が行きと帰りで違ったり、行きと帰りの新幹線の利用区間が違う方もいるでしょう。
そのような場合には、新幹線パックは利用できないので、片道のみで料金が安くなる他の手段を探さなければなりません。
そこで、ここでは「東京~名古屋間の新幹線では片道のみならどんな方法が最も安いのか?」を考えてみたいと思います。
片道単位で購入できる割引きっぷは?
東京~名古屋間でも片道単位で安くなる手段がいくつかあります。
むしろ、往復セットで購入しなければならないのは、新幹線ホテルパックと名古屋発の東京ディズニーリゾート往復きっぷのみ。
(回数券も6枚セットでの購入ですが、金券ショップ等で1枚から購入可能です)
これら以外のきっぷは片道単位でも料金は安くなります。
料金が安いだけなら「こだま」に乗れば料金は安くなります。
しかし、「こだま」は各駅に停車するため、東京~名古屋では時間がかかるのが難点です。
そこで、ここでは列車別に安く乗れるチケットをご紹介しましょう。
のぞみ
東京~名古屋間で「のぞみ」の片道料金が安くなるのは、エクスプレス予約・新幹線格安チケット。
エクスプレス予約
基本的に東京~名古屋間で最も安く「のぞみ」に乗れるのはエクスプレス予約。
エクスプレス予約の片道料金は10,110円で、2人以上で土日祝限定の「EXのぞみファミリー早特」なら9,770円。
出発21日以上前に予約する「EX早特21」なら8,800円です。
新幹線格安チケット
6枚単位で売っている回数券も、金券ショップの新幹線格安チケットなら1枚単位で購入することができます。
のぞみ・ひかり・こだまのどの列車でも利用することができ、料金は10,400円前後。
エクスプレス予約等を除けば、のぞみ・ひかりを利用するならお得です。
しかし「こだま」にはもっと安いチケットがありますので、こだまを利用するなら新幹線格安チケットはあまりいい選択ではありません。
金券ショップへ行けば当日でも買うことができますが、年末年始など一部使えない期間があります。
ひかり
「ひかり」に安く乗れる片道きっぷも基本的には「のぞみ」と同じです。
しかし、エクスプレス予約を利用すると「ひかり」グリーン車にはお得に乗ることができます。
それが、「EXグリーン早特」で、朝6時台出発「のぞみ」と終日「ひかり」のグリーン車料金は11,830円。
エクスプレス予約で「ひかり」のグリーン車に乗るならこれがお得です。
こだま
「こだま」にも「のぞみ」「ひかり」と同じ方法で安く乗ることができます。
しかし、それ以外にもっと安い方法があるので、「のぞみ」「ひかり」と同じきっぷを購入すると損してしまいます。
では、東京~名古屋間の「こだま」にはどんな方法で格安に乗れるのかご紹介しましょう!
ぷらっとこだま
「ぷらっとこだま」のチケットも片道単位で購入することができます。
東京~名古屋では、通常期なら普通車8,300円、グリーン車でも9,300円。
どちらを利用してもエクスプレス予約・新幹線格安チケットより安いです。
ただし、店頭でも前日までに購入しなければならず、乗り遅れるとチケットが無効になってしまいます。
EXこだまグリーン早特
エクスプレス予約の早特きっぷで、「こだま」グリーン車のみ利用可能。
料金は片道9,000円と格安ですが、3日前までの予約が条件です。
このきっぷは1人からでも利用することができます。
EXこだまファミリー早特
2人以上で利用できる「EXこだまファミリー早特」。
こちらはグリーン車限定ではなく、普通車指定席・グリーン車の選択が可能です。
東京~名古屋の料金は普通車7,900円、グリーン車8,900円と格安です。
このように、普通車なら「EXこだまファミリー早特」で7,900円、グリーン車には8,900円で乗ることができます。
いずれも片道料金のみで比較するならば、これより安いチケットはありませんので、東京~名古屋の片道料金はこれらが最安値です。