東京~名古屋間の営業距離・所要時間・停車駅
東京~名古屋間の移動に利用することができる東海道新幹線には3種類の列車があります。
「のぞみ」「ひかり」「こだま」では、それぞれ停車駅が違い、所要時間も違います。
ここでは、営業キロ数と列車ごとの所要時間・停車駅の他、始発・終電などの基本的な情報をご紹介します。
距離
東京~名古屋間の営業キロ数は366キロ。
学割が使える距離(101キロ以上)ではありますが、往復割引の使える距離(601キロ以上)には足りません。
所要時間
まずは、東京~名古屋間の所要時間について。
東海道新幹線で最も早いのは「のぞみ」で、東京~名古屋の所要時間はおよそ1時間40分台。
列車によって多少の違いはあるものの、最も速い「のぞみ」で1時間40分以内で到着します。
次に早いのは「ひかり」で、所要時間は停車駅によって違い1時間40分台~2時間。
最も遅いのは「こだま」で約3時間。
なお、品川~名古屋間なら所要時間はあと7分ほど短くなります。
停車駅
のぞみ
まず、最も停車駅が少ないのは「のぞみ」で、東京~名古屋間では東京・品川・新横浜・名古屋にしか停車しません。
東京駅から名古屋駅まで乗る場合には、途中で停車する駅は品川と新横浜のみです。
こだま
次に「こだま」ですが、元々が各駅停車のため、どこかの駅を通過することもなく全列車が全駅に停車します。
停車中にのぞみやひかりの通過を待つため、駅での停車時間が長い場合もあります。
ひかり
停車駅が一定しないのが「ひかり」。
「のぞみ」とほぼ同じ1時間40分台の列車もあれば、2時間かかる列車もあります。
1時間40分台で移動するひかりの停車駅は、ほとんどは「のぞみ」と同じで、新横浜と品川のみ。
これに対して2時間かかるひかりは、停車駅が増え豊橋・浜松・静岡・熱海などの駅に停車します。
停車駅は列車によって違いますが、必ず停車する駅は品川・新横浜のみです。
これ以外の駅を利用する方は、列車によって停車駅が違いますので、確認の上で利用しましょう。
東京~名古屋間の時刻表と始発・終電情報
まず、東京~名古屋の時刻表はこちらで確認することができます。
⇒東京駅・品川駅・名古屋駅
この時刻表を確認すると、それぞれの始発・終電の情報がわかります。
東京から
東京から名古屋へ向かう始発列車は、東京駅6:00発~名古屋駅7:34着。
品川駅からも6:00発の列車があり、名古屋駅には6分ほど早く到着します。
東京発の終電は22:00発の名古屋行き「ひかり」で、名古屋駅到着は23:49分。
「のぞみ」の最終は21:23発、「こだま」の最終は20:26分発です。
名古屋から
名古屋から東京へ向かう始発列車は、名古屋駅6:20発~東京駅8:13着の「ひかり」。
この列車は品川駅に8:06に到着します。
終電は名古屋駅22:12発~東京駅23:45着の「のぞみ」。
「こだま」に終電は名古屋駅20:29発~東京駅23:16着。
以上が、東京発・名古屋発の始発と終電です。
東京~名古屋ではどの列車を選べばいい?
初めて新幹線に乗る方、滅多に新幹線を利用しない方のために、東京~名古屋間での列車選びについてご紹介します。
列車の本数が多いのは?
本数が一番多いのは「のぞみ」。
次に「ひかり」「こだま」で1時間に2本ずつの運行があります。
ただし、東京発・名古屋発とも20時以降に出発する「こだま」は静岡・三島までの列車もありますので要注意です。
料金の違いは?
普通車指定席の料金は通常期なら「のぞみ」11,090円、「ひかり」「こだま」は10,880円です。
これが閑散期には200円安くなり、繁忙期には200円高くなります。
少しでも安く乗るなら「ひかり」が安く、所要時間も大きくは変わりません。
ただし、「のぞみ」もいろいろな方法で安くなるので、こちらのページを参考に。
自由席に乗るならどの列車?
自由席の数が多い順に「こだま」「ひかり」「のぞみ」。
「ひかり」と「のぞみ」の所要時間はそれほど変わりませんが、「ひかり」の方が自由席の車両が多いため座れる可能性は高いです。
ただし、新横浜・品川以外に停車する「ひかり」は、その駅を利用する乗客が増える分混雑する可能性も。
東京~名古屋間は「こだま」で移動することもできますが、東京・品川・名古屋には「のぞみ」「ひかり」も全列車が停車しますので、通常きっぷなら時間がかかる「こだま」を選択する理由はあまりありません。
この区間では「のぞみ」「ひかり」を利用するのが一般的です。