新幹線にも在来線と同じように子供料金があります。
子供料金は基本的に大人料金の半額です。
新幹線の料金は乗車券と特急券の2つで成り立っていますが、子供料金はこの両方ともが半額。
東京~名古屋の新幹線子供料金は?
東京~名古屋間の新幹線「のぞみ」の料金は…
■大人料金
指定席:乗車券6,260円+特急券4,830円の合計11,090円
自由席:乗車券6,260円+特急券4,100円の合計10,360円
■子ども料金
指定席:乗車券3,130円+特急券2,410円の合計5,540円
自由席:乗車券3,130円+特急券2,050円の合計5,180円
乗車券・特急券とも半額になると、指定席が5,540円、自由席が5,180円。
これが東京~名古屋の新幹線子供料金です。
対象となるのは、基本的に小学生。
しかし、小学生だけでなく、小学生未満の子どももこの料金になる例外もありますのでご紹介しましょう。
新幹線子供料金の対象年齢と例外
新幹線に子供料金で乗れるのは、6歳から11歳までですが、6歳の子どもも小学校入学前は幼児扱い、12歳でも小学生であれば子供料金です。
小学生は子供料金で、中学生になれば大人料金、小学校入学前は幼児扱いということです。
しかし、小学校入学前の幼児であっても、いくつかのケースでは子供料金がかかります。
指定席に乗る場合
自由席に乗るのであれば乳幼児は無料です。
しかし、指定席で座席を確保して座る時は、幼児でも小学生と同じ子供料金がかかります。
幼児が一人で乗る場合
幼児が一人で新幹線に乗る場合、指定席であっても自由席であっても子供料金がかかります。
大人と一緒であれば自由席は無料ですが、一人の場合は子供料金です。
3人目からは子供料金
大人または小学生に同伴される乳幼児は、2人までは無料です。
しかし、3人目からは子供料金がかかります。
例えば、大人1人で3人の乳幼児を連れて乗る場合、1人分は子供料金が必要です。
しかし、大人2人で3人の乳幼児を連れて乗る場合には、自由席なら子供料金はかかりません。
以上のように、小学校入学前の幼児にも子供料金がかかる場合があります。
家族旅行でも、指定席に乗り座席を確保しなければ無料ですが、座席を確保すれば小学生と同じ料金がかかります。
したがって、小学生の子ども1人と小学生未満の子ども1人を同伴する場合、指定席で座席を確保すれば2人分の子供料金がかかり、自由席に乗れば1人分の子ども料金で済みます。
この違いが大きいため、自由席は小さい子ども連れの家族の乗車が多いのです。
子供料金が安くなるのは?
駅の券売機や窓口で購入するきっぷの子供料金についてはご紹介しましたが、東京~名古屋の新幹線では、それ以外にもきっぷの購入方法があります。
それぞれの子供料金についてもご紹介しましょう。
エクスプレス予約
会員制の新幹線予約サービス「エクスプレス予約」にも子供料金の設定があります。
設定があるのは「EX予約サービス」「e特急券」「EXのぞみファミリー早特」など。
EX予約サービスは東京~名古屋は指定席・自由席とも5,050円なので、指定席なら490円安くなります。
e特急券は、特急券部分が2,020円になり、指定席で390円お得です。
また、EXのぞみファミリー早特は4,880円なので660円お得です。
ぷらっとこだま
こだま限定の「ぷらっとこだま」にも子供料金の設定があり、東京~名古屋間は指定席で5,300円。
自由席の通常きっぷ、エクスプレス予約で「のぞみ」に乗った方が安いです。
新幹線ホテルパック
往復新幹線と宿泊がセットで格安な新幹線ホテルパックにも子供料金があります。
例えば、大人1泊&往復で24,400円のプランなら子供料金は16,400円、大人19,300円なら11,300円です。
幼児でも子供料金でこれを利用すると、往復指定席を確保することができます。